私のやっているレチノール治療法と用意するもの、気をつける点をまとめます。
※実際に使っているレチノールクリームはこちら
【レチノール化粧品の選び方】
◯おすすめは海外の高濃度レチノール(低価格・効果は中程度)
・おすすめしないもの
×トレチノイン
(皮膚科で処方・超強力)
※ハイドロキノンと併用が前提なほど色素沈着します
×日本のレチノール化粧品
(高価格・マイルド)
※高い割に効果が分かりにくい
【レチノール治療の必須アイテム】
★超強力な保湿剤
★ニキビ・肌荒れを抑えるクリーム
★低刺激な日焼け止め
これらはコスメに詳しい方はすでに持っていると思いますが、とにかく低刺激なもの、保湿力の高いもの(できればオイル系よりも潤うもの複数)を用意してください。
※ダウンタイム中はほぼ全ての化粧品がめちゃくちゃしみて痛いです。普段使っているものでも、アルコール入りなどは想像以上に激痛ですので絶対に避けましょう。
参考に私がレチノール治療に使ったアイテムをこちらにのせておきます。
また、私はレチノールの効果を上げることと同じくらい、炎症を起こさない・素早く沈静化することが大事だと考えています。
炎症が色素沈着(シミ)になると本末転倒だからです。アダルトニキビが治る系の抗炎症クリームを用意してください(殺菌系はNG)。
※乾燥・赤みは日中突然出てくることもあるので、できれば保湿・沈静クリームはお出かけ中も持ち歩きましょう。
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【レチノール治療の流れ】
・0日目
保湿剤をたっぷり塗るので、保湿でニキビが大発生しないように、一週間以上たっぷり保湿して肌を慣らしておくのがベスト。ニキビができたら抗炎症クリームで抑える。
・1日目
①夜、お風呂の後の乾いた肌にレチノールを塗る(敏感肌の人はボディやシミの部分だけから始めるのも良し、流れは同じ)
※目や口の周りを避けて薄く塗り、擦り込まない。実際塗った場所より広く効果&副作用が出ます。目の周りは皮膚が薄いので広めに避けて塗ってください。それでも効果は十分出ます。
※濃度によるが、レチノールは1%(かなり高濃度)で週1回使用が目安。(痛い目に合うから初回は週1で様子見てね!)
※私は中濃度のセラムと高濃度の1%クリームを組み合わせて使用中。
私が実際にやってみた方法は別記事に書いてありますが、かなり実験的で痛いので真似しないで笑
この記事のとおりにして笑
②これでもかというくらい保湿し抗炎症クリームをたっぷり塗る
※痛みがある場合は保湿は水分少なめ、保湿剤・クリーム多めにシフト。乾燥が酷く、痛みを我慢できるなら化粧水もちゃんとつけた方が良いかな。。
③肌を観察し、赤みが出てきたら部分的に抗炎症クリームを厚めに重ね塗り。
・2日目〜4日目
※レチノールは使用しない!
①日中は日焼け対策を完璧に
②、③は1日目と同じ
・5日目
〜4日目に痛みがない(違和感程度)のようなら1日目と同じ流れ。痛みが強いようなら一度完全に痛みがなくなるまでレチノールは塗らない方が良い。
※使用後2〜5日程度でレチノイド反応
初回の使用から2〜5日は塗らないで様子をみる(レチノール濃度と肌の弱さによる。どの位塗ったら何日後にどの程度痛むかを観察してね)
※おすすめは、中濃度レチノールセラムで「無反応⇆ピリピリ」する程度の軽い反応状態を維持すること
※激痛でも耐えられる方は赤みが出ない範囲で「無反応⇆ピリピリ⇆赤くないけど痛い」を維持すると効果は早い(決しておすすめはしない笑。ちょっと塗りすぎると激痛で涙目になるよ笑)
※紫外線の弱い冬季がおすすめ
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【再掲・レチノールの注意事項について】
レチノールを使用する場合は、以下の注意事項を必ず守ってください。
①日焼け対策を完璧に行う
②レチノールを使いすぎない
③保湿を徹底する
④炎症を起こさない
守らないとシミ・色素沈着や皺が発生して取り返しがつかなくなる可能性もあるので要注意。
ビタミンAなので妊活・妊娠中の方は念のため控えた方が良いとされています。